2020.12.01
歯科技工12月号に掲載されました
前歯の審美改善を主訴とした患者さんの症例です。
一見すると大きな問題はなさそうですが、注視すると様々な問題がありました。
・歯のすり減り
・酸蝕症
・虫歯
・咬み合わせが強いことによる骨隆起(https://www.jda.or.jp/park/trouble/kamiawase02.html)
・合っていない被せ物が入っている
などです。
(酸蝕症は、毎日健康のためにお酢やグレープフルーツ、レモン(酸っぱいイメージがあるもの)を口にする習慣がある方や、胃酸が逆流しやすい方は要注意です!就寝前は控えたり、摂取後は口をゆすぐようにしましょう(^^))
治療は、
前歯にはジルコニア(セラミック)の被せ物、
虫歯の治療、被せ物のやりかえ
マウスピースの作製
を行いました。
咬み合わせや歯の形態などについては、
途中で仮歯を入れ、細かい調整を行いながら
何度も患者さんと技工士さんと話し合いを重ね
仕上げていきました!
治療後の写真です☺
患者さんの満足を得ることができ、
現在、治療後1年半が経過していますが
咬耗等もなく順調に推移しております!
今井先生、お疲れ様でした(^^)