2021.06.22
第37回日本顎咬合学会学術大会 優秀発表者(口演)に選ばれました
去年開催予定だった第38回日本顎咬合学会芸術大会は
コロナ禍により中止だったので、
この知らせが届いたのはつい先日のことでした。
2019年6月22日 (土)・23日 (日)、東京国際フォーラムにて開催された
第37回日本顎咬合学会芸術大会で
「スプリントと咬合調整で咬合の不調和を改善した1症例」
というテーマのもと院長が口演発表を行い、
✨優秀発表者(口演)✨を受賞しました🤩
優秀発表者は、口演発表から上位10名、ポスター発表から上位5名が表彰されます🥰
以下、院長が発表をした内容です😄✨
症例の概要
顎関節症Ⅲ型で関節部機能痛とクリッキング音を主訴に来院された患者さんの症例です。
天然歯が多く残り、顎関節・咬合の不調和を訴える患者さんに対してスプリントと咬合調整を行い症状の改善を行いました。
治療方針・治療経過
スプリントを装着して顆頭安定位を探り、患者さんの症状が改善された後
模型上で咬合調整を行い、アンテリアガイダンスと臼歯部咬合支持が確保できる治療ゴールを計画しました。
次に、口腔内にて同様に天然歯の咬合調整(削除・添加)を行いました。
考察
スプリントには様々なタイプがありますが、何を目的に作成するか、
またそれを咬合診断にどう生かすかが大切になります。
症例によっては矯正治療を必要とするか、判断に悩むこともありますが
天然歯でも治療のステップを踏むことで、咬合調整のみで快適な咀嚼を回復することも可能になります。
以上です😄
院長、おめでとうございました👏👏👏