オーラルフレイル

ここ数年でかなり頻繁に耳にするようになった「フレイル」という言葉、

フレイルとは、「健康な状態」と「要介護状態」の間のことで、

早期発見により健康な状態に戻すことができます😀

フレイルの症状としては、

・食欲の低下

・認知機能の低下（MCI）

・運動機能の低下・活力の低下、疲労感

などがみられます🤒

このような症状より先に

・社会参加や他者との交流が減る

・オーラルフレイルがみられる

という症状がみられることが多いです。

オーラルフレイルとは

フレイルの一つで「口の機能の衰え」のことですが、

口の機能の衰えとして、

・噛めない食品が増える

・食べこぼしやむせが増える

・食べる量が減る

・活舌が悪くなる

・口が乾燥する

など、ほんの些細な症状が多いため

「今はちょっと調子が悪いのかなぁ」などと思ってしまい

自分がオーラルフレイルだということに

気づきにくく見逃しやすいことが多いです😱

オーラルフレイルに気付かずに放置をしてしまうと

嚙む力の悪化が食生活に支障をきたしたり、

活舌の悪さなどから人と会うことが億劫になり

・外出する機会が減る

・活動量が減る

・筋肉量が減る

などと全身的なフレイルのきっかけになりやすいです😨

フレイル予防

そこで大事なのが、フレイルの症状の最初に見られることの多い

・社会参加や人との交流の減少

・オーラルフレイル

を予防することです。

しかしこのコロナ禍での「ステイホーム」が

地域の集まりや、人と交流をする機会を大幅に減らしてしまい

フレイルが悪化してしまう人は増えたそうです😵

そこで東大の研究チーム（東京大学高齢社会総合研究機構)が「お・う・ち・え」

「お」おいしく食べて健康に

「う」うちで過ごす時間を豊かに

「ち」ちいきで近くで支えあい

「え」えがおでゆとりの心持ち

という４つの柱ごとに、約４０個の

家の中でできる筋トレ方法や

噛む力を鍛える調理のコツ、食事、運動、人との付き合い方など

様々なアイデアを開発しています😊

また、オーラルフレイル対策として

西歯科でも行っている「お化粧教室」や

「唾液腺マッサージ」「パタカラ体操」「早口言葉」「食事（一口３０回噛む、ながら食べをしない）」

「入れ歯やインプラントなどで歯の機能を回復させる」

などがあります🙋

withコロナ時代、いち早く自分や周りのオーラルフレイルに気付き

対策を行いましょう☺！！